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水陸両用車、? 臭くて乗れなくなりますよ~。
- 販売営業 福田
2024.08.31
台風10号に関連する被災者の皆様にお見舞い申し上げます。 8月22日に発生した今回の台風は非常にゆっくりとしたスピードで、九州地方をはじめ遠く離れた関東でも大雨による影響が出ております。
その際、テレビのニュース番組で時折映し出される「冠水した道路を、水しぶきを上げて走り抜ける自動車!!」。 おそらくその場に居合わせると「周りのクルマが走っているから・・。」とか、勢いで「大丈夫、行っちゃえ、行っちゃえ~!!」と突き進んでいらっしゃると思われますが、経験者から言わせていただくと「やめたほうがイイです。進入すると後悔します。!!」です。
私が20代のころ外回りの営業をしておりまして、8月の台風が過ぎた翌日、畑の中の農道が近くの川があふれた影響で冠水して道路も畑も境目がわからないほどでした。それでもよく見ると水は澄んでいてとても汚くは見えず、「ガードレールや立ち木を目安にこれなら走っていけるなぁ~」と思い、またアドベンチャー的な気持ちにスイッチが入ってしまったのと若気の至り?で進入を試みてしまいました・・・。 500メートルほど走ったところでマフラーの出口までの水位となったあたり(排気音がポコポコ言い出して・・)でかかとのあたりに室内に水が浸入してきたことに気づき、「このまま進んだらやばいな!!」と急に不安に駆られ、今来た道を直線バック!! (後続車がいなかったので、それが出来ました。) 冠水していないところまでたどり着き車を確認したところ、座席を固定してあるその下のじゅうたん敷きの部分がびしょびしょに水を吸ってしまっておりました。 その日は「そのうち乾くだろう?」と簡単に考えておりましたが、翌日そのクルマで会社に向かおうと思い駐車場に着くと、まずは全てのガラスが内側からくもって外から中がまったく見えない!!。 「あぁ~、拭かなくちゃ~!」とドアを開けると、、、とんでもない!、クルマの中がドブ臭くてたまりませーん!!。 入って行くまではパッと見キレイに見えた水ですが、周りが畑でも市街地の中を流れる川、生活排水も混じる言い方を変えるとドブ川の水と同じです。 その時のクルマは廃車となりましたとさ・・。
目安とするとタイヤの直径の半分が水でかくれるほどでは、もうアウトかもしれません。 雨、風しのげるとついつい頼りにしてしまう自動車は万能ではありません。 どうか無茶はしないようお伝えいたします。
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