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安全運転のポイント
- 販売営業 水島
2023.04.02
◎対向車線が渋滞している場合の留意点
〇渋滞車両の間から出てくる歩行者や自転車に注意する
渋滞車両は連続した死角を作ります。そのため、
どこから歩行者や自転車(以下、歩行者等といいます。)が
道路を横断してくるかわかりませんが、
特に注意を要するのがバスやトラックなどの大型車両の陰です。
乗用車の場合は歩行者等の頭が見えたり、
ウインドー越しに歩行者等を確認することも可能ですが、
大型車の場合はそれができず全くの死角となるため発見が遅れます。
また、横断歩道のある場所や脇道がある場所では、
歩行者等が横断してくることが十分予測されますから、
特段の注意が必要です。
なお、渋滞車両が動いていれば、歩行者等が出てくる
可能性は低くなりますが、完全に停止している場合は、
可能性が高まりますから、渋滞車両の状態にも注意しましょう。
〇自車側の車線の状況にもしっかり目を向ける
対向車線が渋滞していると、そちらのほうへ目が向きがちで、
自車側の道路状況への注意が欠けてしまうことがあります。
歩行者等が横断してくるのは渋滞車両の間からだけでなく、
自車線側の歩道などから横断してくることも少なくありません。
また、自車線の左側の脇道から渋滞している車線に右折し合流しようとしている車が、
なかなか右折できないためにイライラして強引に右折を
敢行することもあります。さらに、先行車が横断歩行者等に気づいて
急停止や減速をすることもありますので、
自車線側が空いているからといって油断は禁物です。
対向車線が渋滞している道路を走行する時は、
速度を控えめにするとともに、左右両方にまんべんなく
目を配って早めに危険を発見するよう心がけましょう。