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安全運転のポイント
- 販売営業 水島
2023.09.01
◎ 車を運転するとき、ドライバーはさまざまな対象に注意を向けています。
しかし、注意が偏ったり分散したりすると、事故につながる可能性があります。
そこで今回は、運転時の注意の仕方についての留意点や、
特に注意が偏りやすい交差点での偏り例や対策についてまとめてみました。
運転時の注意の仕方についての留意点
〇多くの対象に同時に注意を向けることはできない
交差点などのように注意すべき対象が多い場合、
それらに対して同時に注意を向けることはできません。
また、一つの対象に注意が偏ると他の対象への注意が欠けてしまいます。
まず、全体の交通状況を俯瞰して注意すべき対象を選択したら、
危険が発生する時間的順序に基づいて、注意を配分するようにしましょう。
〇見えない部分にも注意を向ける
交通場面には、見通しの悪い交差点や駐車車両などによって、
見えない部分(死角)がありますが、見えないからといって危険がないわけではありません。
見えない部分に対しても十分に注意を向ける必要があります。
〇音も注意の偏りなどを招く要因となる
運転中に注意を奪われるのは、視覚的なものだけではありません。
音に注意を奪われることもあります。なかでも、後続車のクラクションの音は代表的なものです。
クラクションが引き金となって、後続車の動向をルームミラーやドアミラーで注視することが多くなり、
その結果、前方への注意が欠けて、減速や停止をした前車に気づくのが遅れるなどの危険な状態になります。
後続車の動向が気にかかるときは、早めに左側に寄って一時停止し、
後続車を先に行かせるなどして、注意を偏らせる対象から遠ざかるようにしましょう。