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安全運転のポイント
- 販売営業 水島
2024.05.06
◎ 前回の続きで安全にバックするためのポイントになります。
◎ バックモニターは支援装置と考えて頼り切らない
後方の状況を映すバックモニターは、
後方の死角を少なくするための有効な装置ですが、
後方の左右の状況については、モニターに映る範囲に限界があります。
そのため、バックモニターだけに頼ってバックをすると、
左右から通行してくる歩行者や車両の発見が遅れて衝突する危険があります。
バックモニターが装着されていても、それはあくまで支援装置であり、
安全確認は自分の目で行うのが基本であることを忘れないようにしましょう。
◎ 方向転換でバックするときは決してあわてない
道を間違えて引き返そうとする時に、
道路沿いの空地や駐車場などを利用して方向転換をすることがあります。
そのような時にあわててバックをすると、路側帯や歩道を通行する自転車や歩行者を見落とす危険があります。
方向転換でバックするときも、歩く速度でバックする、
後方の安全確認をするといった基本を忘れないようにしましょう。
なお、方向転換をする際に、脇道を利用する車を見かけることがありますが、
見通しの悪い脇道の場合は進行してくる車や自転車の発見が遅れて、
事故につながるおそれがありますので、そのような場所での方向転換は避けましょう。
◎ ギアの入れ間違いやペダルの踏み間違いに注意する
バックするときに、ギアがバックに入っているかどうかの確認を怠ると、
バックするつもりが前進してしまい事故につながるおそれがあります。
バックするときは、必ずギアの確認をしましょう。
また、バックするときは後方を振り向くため姿勢が不安定になりやすく、
アクセルとブレーキを踏み間違えるおそれがありますので、
ペダルの位置もよく確認しましょう。
◎ 同乗者がいるときは誘導してもらう
同乗者がいるときは誘導してもらうとよいでしょう。
ただし、その場合でも、自分の目で後方を確認することを怠らないようにしましょう。
また、誘導する人との事故を避けるために、バックする前に、誘導する人の立ち位置を確認し、
車の真後ろ(進行方向)に立っていた時は、進行方向から外れた位置に立ってもらうようにしましょう。