スタッフブログ
安全運転のポイント
- 販売営業 水島
2025.02.01
交通事故は、1日の時間帯において均等に発生するわけではなく、発生しやすい時間帯があります。
また、交通事故の発生件数が少ない場合でも、死亡事故につながりやすい時間帯もあります。
そこで今回は、時間帯別交通事故の特徴と、特に注意したい時間帯における安全運転上の留意点をまとめてみました。
〇 時間帯別交通事故の特徴
◆時間帯別交通事故発生状況
令和5年の時間帯別交通事故(人身事故)発生件数は8時~9時と16時~17時の2つのピークがあります。
8時~9時は通勤通学時間帯、16時~17時は薄暮の時間帯と重なり合っていると考えられます。
一方、22時~5時の深夜から早朝にかけてはかなり少なくなっており、交通量の減少が大きく関係していると考えられます。
◆時間帯別死亡事故発生状況
令和5年の時間帯別死亡事故発生件数は、16時~17時が最も多く、
次いで18時~19時となっており、これは薄暮の時間帯と重なり合っていると考えられます。
一方、22時~5時の深夜から早朝にかけては、それ以外の時間帯よりは少なくなっているものの、大きな差はみられません。
〇 通勤時間帯の走行上の留意点
通勤通学時間帯は、車、歩行者、自転車などの交通量が非常に増えるときです。
しかも、誰もが先を急ぐときでもありますので、特に歩行者の急な道路横断や
自転車の急な進路変更などには注意しましょう。
また、通勤通学時間帯のバス停付近では、バスを降りた乗客がバスの前方から道路を横断してきたり、
バスに乗り込もうとして対向車線側から歩行者が道路を横断してくることがあるため、
無理にバスを追い越そうとはせず、バス停付近の状況をしっかりと確認しましょう。